Webライターとは何をするの?
どんな仕事内容があるの
どれくらい稼げるんだろう...

近年は副業解禁の流れがあるなか、高度なスキルが必要なく手軽に始められることで人気のあるWebライター。プログラミングや動画編集と比べてスキル習得期間が早いので、即金性があるといえる職業です。
Webライターに興味を持ったものの、どのような仕事内容なのかいまいち想像が付きませんよね。
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Webライターの仕事内容を理解して実際に始めようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!

Webライターとは?概要をサクッと解説
Webライターとは、本や雑誌などの紙媒体ではなく、メディアやKindleなどWeb上の文章を書く仕事です。こちらでは、Webライターについて以下の内容を解説します。
順番に解説するので、実態を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
働き方
Webライターの働き方には、以下の2種類があります。
働き方 | メリット | デメリット |
---|---|---|
正社員 | ・収入が安定している ・福利厚生がしっかりしている ・必要経費を会社が負担してくれる | ・収入の上限に限りがある ・出社する必要がある ・勤務時間を選べない |
フリーランス | ・好きな時間・場所で働ける ・自分次第で収入が青天井 ・好きな仕事を選べる | ・収入が不安定 ・社会的信用が低くなる ・すべて自己責任 |
フリーランスは自分の頑張り次第で、収入を増やすことが可能です。また、時間や場所にとらわれずにパソコン1台で仕事ができるため、自由度が高い点も大きなメリットです。
逆に正社員は収入面で安定はしているものの、仕事相手や案件を自由に選べません。
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ストレスが少ない働き方をしたい方には、フリーランスをおすすめします!
僕も実際にフリーランスWebライターとして働き、自由度の高さを実感しています。
報酬形態
Webライターの報酬体系には、以下の3種類があります。
文字単価 | 1文字書いたら◯円もらえる 例) ▼文字単価1円5,000文字の記事 1円 × 5,000文字 = 5,000円 |
---|---|
記事単価 | 1記事書いたら◯円もらえる |
時給 | 1時間あたり◯円もらえる |
時給制の場合、どれだけ早く執筆してももらえる金額は変わりません。しかし、文字単価や記事単価の場合、知識を増やしたりリサーチを徹底したりして執筆スピードを高めれば、短い時間で大きく稼ぐことが可能です。
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僕が大学へ通いながら月20万円稼げているのは、時給制の案件を受けていないのも理由のひとつです!
また、基本的にWebライターの仕事は文字単価、または記事単価であるケースが多いことを理解しておきましょう。
年収
フリーランス白書2019によると、Webライター含む文筆業の年収は以下のとおりだとわかりました。
年収 | 割合 |
---|---|
200万円以下 | 32% |
200〜400万円 | 26.9% |
400〜600万円 | 21.5% |
600〜800万円 | 8.2% |
800〜1,000万円 | 5.5% |
1,000万円〜 | 5.9% |
駆け出しWebライターの単価は低く、年収200万円以下の方が一番多く全体の3割を占めています。
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きちんとスキルを磨いて実績を積めば、大きく稼ぐことも可能ですよ。
Webライターの仕事内容とは?7種類を一気に紹介
1. Webメディアの執筆
Webメディアの執筆は、企業が運営するオウンドメディアの記事や個人ブログを執筆する仕事です。
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Webメディア執筆は検索上位を狙うSEOを考慮したライティングを行うので、SEOライティングともいわれています!
こちらの仕事は狙っているKWを渡されて、上位記事の情報を精査しつつ記事を執筆します。Webライターのなかで案件数が一番多く需要も高い仕事なので、まずはWebメディア執筆から始めるのがおすすめです。
僕もSEOライティングが主な仕事です。周りを見ても、体感8〜9割程度のWebライターさんが行っています。
2. インタビュー記事の執筆
インタビュー記事の執筆は、誰かにインタビューをしてそれをもとに記事を書く仕事です。
移動をしたり撮影機材を準備したりする必要があるので、Webメディア執筆に比べて単価は高めに設定されているケースが多いです。
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Webライターは基本的にパソコンと睨めっこをすることが多いですが、長時間座るのが苦手な方は、インタビューライターを目指してみてはいかがでしょうか。
3. メルマガの執筆代行
メルマガとは?
メールマガジンのことであり、登録してくれた顧客へメールを配信するマーケティング手法
今はWebが栄えているのでメルマガは時代遅れと思う方もいるかもしれませんが、仕事やサービス情報を受け取るために、メールを利用する顧客は一定数存在します。
顧客との関係性を構築するためのライティングが求められるでしょう。
4. 公式LINEの執筆代行
公式LINEは、企業や個人事業主が自社サービスのことを知ってもらうために行う、LINEを使ったマーケティングです。
LINEは今や日本人の86%である9,300万人が利用するSNSなので、多くの人にリーチ(情報を伝達)できるでしょう。
(参考:LINE for Business)
また、公式LINEを執筆できるライターは少ないので、スキルアップすると多くの仕事を依頼してもらえますよ。
5. LPのライティング
LPとは?
ランディングページのことであり、検索結果を経由してユーザーが最初に訪れるサイト
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そのため商品を説明する力や、セールスライティングが求められるでしょう。
自分の言葉で顧客が商品を買ってくれたり、大きな影響を与えたりできるので、やりがいのある仕事です。
セールスライティングができるとマーケティングにも応用できるので、一気に市場価値が高くなりますよ。
6. SNSの執筆代行
SNSは近年利用者数が増えているので、仕事も増えてくると予想されます。
各SNSの利用者数
- Instagram:3,300万人(参考:Meta)
- Twitter:4,500万人(参考:Twitter Japan アカウント)
SNSの執筆代行は、InstagramやTwitterなどの投稿やツイートを代わりに行います。画像や動画を使うこともあるので、デザイナーとの連携が求められるケースもあるでしょう。
7. YouTubeの台本制作
YouTubeはその場で考えたことを話すのではなく、台本を作ってから撮影を行います。台本を作らなければ話す内容がずれて、ユーザーが満足する動画を届けられないためです。
またYouTubeの台本制作には、シナリオライターという脚本を作る仕事もあります。
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Webライターに向いている人の5つの特徴
1. わからないことを徹底的に調べられる
Webライターは、ユーザーが抱える問題を解決するために記事を書きます。そのため、自分自身がその問題の解決策を理解しておく必要があります。
知見のないジャンルであれば有益な記事は書けませんし、ユーザーが満足できなくなってしまいます。
自分がわからないことを徹底的にリサーチし、問題解決できるようにしましょう。
2. 教えることが好き
Webライターはユーザーの悩みを解決したり、わからないことを納得させたりするための記事を書きます。
物事を教えるのが好きな方には、うってつけの職業といえます。
3. 地道にコツコツ継続できる
Webライターに華やかなイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実際はリサーチの時間が長く地味です。場合によっては修正に対応する必要もあり、忍耐力が求められます。
また、参入障壁が低い分ライバルが多いので、駆け出しのときは単価が低く消耗しがち。辛い時期でも勉強し続けてスキルアップすることで、Webライターとして大成するでしょう。
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4. ビジネスマナーがある
Webライターはクライアントやディレクター、編集者などと関わる場面があります。オンライン上のやり取りでお互いが気持ちよく仕事を進めるためには、ビジネスマナーが欠かせません。
ビジネスマナー
- 挨拶や感謝の言葉を忘れない
- マニュアルを守る
- 報連相を怠らない
これらのような基本的なことをできないWebライターが、一定数いるのも事実です。当たり前のビジネスマナーを守るだけで、差別化できる可能性がありますよ。
5. 自己管理ができる
Webライターは基本的に一人で作業するので、納期やMTGのスケジュールを伝えてくれる方がいません。
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また体調を崩しても、会社員ではないので給料は入ってきません!
働かなければ収入は0なので、体調管理が不可欠です。
管理をしておらず納期に遅れると、クライアントからの信頼をなくします。メモやスケジュールアプリを活用して、自己管理を徹底しましょう。
Webライターに向いていない人の3つの特徴
1. 一人で作業をするのが苦手である
Webライターは案件によってMTGはありますが、仕事中に話すことは基本的にありません。
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僕も隔週のMTG以外は、仕事相手と話す機会はほとんどありません。休みの日は、一言も発さないときもありますよ。
2. スケジュール管理が苦手である
Webライターの案件には納期があり、遅れると信頼を失って仕事をもらえなくなります。
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納期から作業進捗を逆算し、余裕を持って納品することが求められます!
遅れそうな場合は、事前に連絡をすると猶予をもらえる場合がほとんどです。病気や急用で仕事に支障が出たときは、早めに連絡しましょう。
3. 楽に稼ぎたいと考えている
Webライターはライティングだけで簡単だと思われがちですが、決してそのようなことはありません。ユーザーの悩みを考えたり競合を分析したりと、やるべきことは多くあります。
加えて駆け出しのときは単価も低く、なかなか思い通りにはいかないでしょう。
ただしスキルアップすれば確実に収入として返ってくるので、やりがいを感じられる仕事です。
Webライターに必要な5つのスキル
1. パソコン基礎知識
Webライターは、パソコンを使う機会が多くあります。クライアントとの連絡や納品では以下のツールを使うので、慣れておくといざというときに焦らずにすみますよ。
よく使うツール
- Word
- Googleドキュメント
- Chatwork
- Slack
- WordPress
また、キーボードを打つ早さは収入に直結するので、ブラインドタッチが苦手な人は練習しておきましょう。僕は寿司打を使って毎日パソコンを操作していました!
2. リサーチ力
読者が求める記事を書くためには、情報を取捨選択するリサーチ力が重要です。Web上にある無数の情報から信頼できるものを探し、自分の頭で整理してから文章に書き出します。
リサーチの質を高めるには、複数の方法で情報を得るのがおすすめです。
リサーチの方法
- Webメディア
- 本
- 専門家への問い合わせ
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検索上位記事のなかにも、誤った情報が載っている可能性も考えられます!
いくつかの方法で相互チェックして、信ぴょう性の高い内容を集めましょう。
3. ライティングスキル
読者が疑問に思っていることを中学生でもわかる文章を使い、優しく丁寧に説明するスキルが必要です。ライティングスキルは日常生活では学べないことが多いので、始めは何冊か本を読んで身につけましょう。
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上の2冊を読めばWebライターの基礎は学べますし、ある程度実力がついてからも利用できるのでおすすめです!
4.SEOの基礎知識
SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジン最適化の略語でGoogleで検索したときに上位表示されるための施策です。SEOの知識はWebライターには欠かせないため、最低限学んでおく必要があります。
以下の本では、SEOの基礎をサクッと漫画形式で学べるのでおすすめです。
とはいえ、駆け出しWebライターに専門的な内容の理解を求められることはないので、あまり深追いしないように注意しましょう。
5.コミュニケーション力
Webライターの連絡手段はテキストがメインであるため、お互いの顔が見えません。文章だけのやり取りには、相手を不快にさせないためのテクニックも必要です。
コミュニケーションが必要な場面
- 単価交渉
- 連絡
- 相談
Webライターになっても他人とコミュニケーションを取る場面は多々あるので、相手の時間を奪わないやり取りを心がけましょう。
Webライターの始め方7ステップ
1. 作業環境を整える
用意するツール
- パソコン
- インターネット環境
- 文書作成ツール
Webライターのパソコンは、3〜5万円の最低限のスペックを持った商品で十分です。
パソコンのスペック
- UPU:Core i5
- メモリ:8GB
- ストレージ:SDD 256GB
- サイズ:13インチ
- OS:Windows
稼げるようになってきたら、MacBookやハイスペックなパソコンの購入を検討しましょう。
2. ライティングを勉強する
以下のような勉強方法がありますが、使える時間や適した方法は人によって異なるので、ご自身にあったやり方を探してみてください。
勉強方法
- 本
- YouTube
- メディア
- 有料コンテンツ
なお、最短最速でライティングスキルを高めたい方は、Writing Hacksの受講がおすすめです。SEOの知識や基礎的な内容はもちろん、提案文の書き方や添削動画などWebライターとして成長できるコンテンツが盛りだくさんです。
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実際に僕も受講して、今では月20万円以上稼げるようになりました!
サンプル動画も掲載されているので、興味のある方はぜひ公式ページをチェックしてみましょう。
\稼げるWebライターを目指す!/
Writing Hacksの評判やメリットは、僕が実際に受講した体験談をもとに「【受講者が暴露】Writing Hacksの評判・口コミ7選【5万円稼ぐロードマップ付き】」で解説しているので、ぜひこちらもご覧ください!
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【受講者が暴露】Writing Hacksの評判・口コミ7選【5万円稼ぐロードマップ付き】
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3. ポートフォリオを作成する
ポートフォリオとは、自分が執筆した記事をまとめておくサイトで、クライアントはこれを見て採用の可否を判断します。案件募集では過去に執筆した記事の提示を求められることがほとんどなので、この機会に作っておきましょう。
ポートフォリオを作成するときは、WordPressでブログを開設するのがおすすめです。
WordPressがおすすめの理由
- SEOの知識がつく
- WordPress操作スキルが身につく
- 収益化を目指せる
難しそうだと感じるかもしれませんが、Xserverのクイックスタートを活用すれば最短10分で手続きは完了します。
やり方は「【最短10分】WordPressブログの始め方10ステップ!作業を効率化する初期設定も解説」で画像付きで解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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【最短10分】WordPressブログの始め方10ステップ!作業を効率化する初期設定も解説
続きを見る
4. クラウドソーシングやSNSに登録する
初めて案件を探すときは、クラウドソーシングサイトやSNSを利用するのがおすすめです。クラウドソーシングサイトとは、受注者と発注者をつなげるプラットフォームであり、未経験者向けから上級者向けまで多くの仕事が掲載されています。
クラウドソーシングサイトを使えば、完全未経験のWebライターでもライター募集のクライアントとマッチングを図れます。
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僕も初案件は、クラウドワークスから受注しました!
TwitterやInstagramでWebライターを探している企業もあるため、初期のうちに登録しておきましょう。「#ライター募集」と検索すると、いろいろな案件がヒットしますよ。
5. プロフィールを整える
クライアントは依頼するか決めるときにプロフィールを見るため、丁寧に作り込む必要があります。
プロフィールの内容
- 略歴
- 得意ジャンル
- 過去の実績
- ポートフォリオ
- スキルや資格
- 稼働時間
案件への応募者は50人を超えることが日常茶飯事なので、一目で自分の魅力を伝えられるように工夫を凝らしましょう。
6. 案件に応募する
気になる案件をみつけたら、どんどん提案文を送って受注を目指します。趣味や過去の経験から、自分に書けそうなものを探していきましょう。
なかでも、駆け出しWebライターが案件を選ぶときは、以下の条件に合致したものがおすすめです。
条件
- マニュアルあり
- 文字単価0.5円以上
- 「初心者・未経験者歓迎」の文言なし
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「文字単価0.1円で2,000文字の記事20本」「未経験者歓迎!指導付き」などと書かれた案件は、書いても書いても稼げません!
疲弊してしまいWebライターを辞めるきっかけになりえるので、契約しないように気をつけましょう。
7. 執筆から納品までこなす
仕事を獲得したら、早速執筆に入ります。マニュアルがある場合は、漏れがないように確認しながら丁寧に書き進めましょう。
マニュアルとは、記事のレベルを最低限に保つためのものです。
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守れていないとクライアントに迷惑がかかるので、抜け目なくチェックしてくださいね!
一通り執筆が終わったら、最終確認を行います。
納品前の確認リスト
- マニュアル再確認
- 誤字脱字
- コピペ率
コピペとはコピー&ペーストの略で、他のWebサイトからコピーした文章を貼り付ける行為です。Webライティングではご法度なので注意してください。
コピペ率の基準値は、クライアントによって違いがあるので確認しておきましょう。数値はccdを使えば簡単に計測できるので、ぜひ活用してみてください。
Webライターとして仕事を獲得するなら『WordPress』でブログを開設しよう
Webライターで仕事を獲得するためには、自分の実力を証明するポートフォリオを作成する必要があります。しかし、無料ブログであるnoteやアメーバブログで開設したところで、クライアントからの印象はよくありません。
WordPressがおすすめな理由
- SEO(記事を検索結果の上位に表示させる施策)を実践できる
- Webライターは案件でWordPressへ入稿する機会が多い
- 収益化を目指せる
WordPressを理解していないWebライターは、今後仕事がなくなっていきます。「これからWebライターで稼ぎたい」「仕事をどんどん獲得したい」と考えている方は、WordPressブログを開設するのがおすすめです。
「難しそう...」と感じるかもしれませんが、Xserverのクイックスタートを活用すれば最短10分で作業は完了します。詳細は以下の記事で解説しているので、ぜひチェックしてみてください!
\Webライターとして突き抜ける!/