提案文を送ってもなかなか通らない...
Webライターの提案文はどんなことを書くの?
採用される提案文の書き方が知りたい

時間をかけて提案文を作ったとしても、不採用が続くとやる気も半減してしまいますよね。とくに駆け出しのときは実績がないので、なかなか仕事を任せてもらえないのが現状です。
とはいえ、案件獲得のためにも、採用されやすい提案文の書き方を理解することは大切です。
この記事では、大学生Webライターとして月20万円以上稼ぐ僕が、提案文の書き方について解説します!
この記事でわかること
- 採用されやすい・されにくい提案文の特徴
- 書くときのポイント
- 記載する項目
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わかりやすい例文も合わせて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

Webライターは提案文で採用の可否が大きく変わる
Webライターの提案文とは、案件応募の際に発注先に送るアピール文です。
クライアントは仕事を依頼するWebライターを提案文で判断するため、読みやすい文章を書けば採用される確率が上がります。
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とはいえ、ひとつの案件に応募する人数は30人以上になることもあるので、クライアントの目にとまるように意識することが重要です。
【OK】採用されやすいWebライターの提案文の5つの特徴
1. 募集要項の内容を読み込んでいる
確認したい内容
- 採用条件が自分に合っているか
- 提案文に何を書くのか
条件が合致しないまま採用されてしまうと、後々辞退することになり相手に迷惑をかけてしまいます。お互いが無駄な時間を使うことになるので、無理な条件が含まれていないか確認しておきましょう。
また、募集要項をしっかり読み込むと、クライアント側の要求が見えてきます。
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2. 発注先の疑問に答えている
一般的には、募集要項に応募時に書いてほしい内容が記載されています。
募集要項によくある項目
- 対応可能な記事数
- 執筆時間
- 過去の実績
これらの質問が用意されている場合は、漏れがないようにすべて答えるようにしましょう。
さらに、採用されるWebライターの提案文は、発注者側が気になっていることや知っておきたいことなどを先回りして書いています。
発注者の疑問と解答例
- 疑問:どのくらい書いてくれるんだろう?
回答:月○本納品できますが、急なご依頼にも対応可能です - 疑問:すぐやめないかな?
回答:長期的なご依頼に対応いたします
発注先の不安を予想して、信頼できるWebライターだと思わせる内容を盛り込みましょう。
3. 案件の目的を理解している
Web記事を執筆する目的はメディアによっても異なりますが、以下の場合が大半です。
Web記事の目的
- 認知度を上げる
- 商品の購入につなげる
- サービスの契約につなげる
案件の目的を理解しておくと、発注者からして信頼されますし採用された後の食い違いも起きにくいです。
将来的に自分がメディアを運営する際にも役立つので、なぜクライアントがライターを募集しているのか考える癖をつけておきましょう。
4. 貢献できることを伝えている
多くのWebライターが応募するなかで、他者との差別化となる文言が入っていれば、それだけで目に留まりやすくなります。
例
この文章から、注文住宅に関する知見や経験がわかるので、安心して仕事を依頼できますよね。
また、初心者にありがちなのが「成長させてください」と言ってしまうパターン。
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Webライターはあくまでも仕事でありスクールではないので、教えを乞うスタイルは控えるようにしましょう。
5. 実績を提示している
案件に役立ちそうな実績は、積極的に提案文に書くことが大切です。記事の内容に関連するジャンルの執筆経験があれば、必ず提示しましょう。
実績
- 過去の執筆記事
- 保有資格
- 本業での経験
とはいえ、駆け出しのときは知見のないジャンルに取り組む際に、実績がありませんよね。そのような場合は、自分のブログで関連する内容の記事を書いて提示しましょう。
たとえば、Webマーケティングについての案件募集があったとして、自身に執筆経験がなければクライアントからの印象は薄いです。しかし、マーケティング関連の記事を提示すれば、相手からの評価も変わります。
ブログを開設するのであれば、WordPressブログがおすすめです。Webライターの案件で触る機会は多いですし、WordPressブログをやっていないと採用しないクライアントも存在します。
開設自体は、Xserverのクイックスタートを利用すれば10分で完了するので「【最短10分】WordPressブログの始め方10ステップ!作業を効率化する初期設定も解説」を参考に、今すぐに実践してみてください。
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【最短10分】WordPressブログの始め方10ステップ!作業を効率化する初期設定も解説
続きを見る
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【NG】採用されにくいWebライターの提案文の5つの特徴
1. 初心者・未経験の雰囲気がある
クライアントは、品質の高い記事を納品してくれるWebライターを探しています。「初心者ですが全力を尽くします」と言ったところで、信頼されません。
NGワード
- 初心者
- 未経験
- 駆け出し
発注先から聞かれない限り、このような文言は書かないのが無難です。
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2. 文章が読みにくい
読みにくい文章が書かれた提案文を送ることは「私は文章力がありません」と言っているのと同じことです。
読みにくい文章の特徴
- 誤字脱字がある
- 文章が長い
- 文法が間違っている
これらは、提案文を書いた後の見直しで防げる問題です。何回も読み返して、読みにくい提案文を送らないように徹底しましょう。
間違いを見落とさないためには、音読がおすすめです。声に出すことで、間違いに気づきやすくなりますよ。
3. 応募文を使い回している
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提案文をテンプレート化するのは作業効率の面でもおすすめですが、募集要項を読んでいないと判断されると採用される確率が下がります。
一つひとつの提案文を丁寧に作り込むことが、収入を上げる第一歩です!
4. 案件の内容を把握していない
募集内容に「医療従事者のみ」と記載があるのに、医療機関での勤務経歴が記載されていない提案文は採用されにくくなります。
募集要項の文言
- ○○免許必須
- Webライター歴○年以上
- ○○の経歴必須
募集要項にこのような文言が記載されている場合は、提案文の条件を満たしている旨を伝えるようにしましょう。
案件の内容を把握していない人は「マニュアルを読まない」「求めている記事を書いてくれない人」だと判断されるので、気をつけてくださいね。
5. 情報が少ない
最低限の情報しか書かれていない提案文は、最後まで読んでもらえません。
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例)「執筆に使える時間を教えてください」という質問がある場合
NG
OK
このように、発注先側が聞きたいであろう内容に先回りして答えることで、安心して仕事を任せてもらえるでしょう。
Webライターが提案文を送る際に意識したい3つのポイント
1. 記事のように読みやすい文章で書く
読みやすくするポイント
- 1文を60文字以内にする
- 項目ごとに改行を入れる
- 同じ文末を3回以上使わない
読みにくい提案文を書くと、文章力の低い人だと思われ記事執筆の依頼を不安にさせてしまいます。記事を書くときと同じくらい慎重に提案文を書いて、仕事に対する真剣さやスキルの高さをクライアントに伝えましょう。
2. 装飾や箇条書きを使う
装飾や箇条書きを使うとパッと見たときにスッキリとして、読みやすい印象を与えられます。
クライアントには、多いときは30件以上の提案文が送られてきます。
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装飾や箇条書きの例
■実績
【○○に関する記事】
・~~(URL)
・~~(URL)
【ポートフォリオ】 ~~(URL)
クライアントの読む負担をできるだけ減らして、最後まで目を通してもらえる提案文を目指してくださいね!
3. ポートフォリオを提示する
ポートフォリオとして、自分が運営するブログのURLを載せましょう。駆け出しのWebライターの場合でも、ブログを運営するメリットは大きいため初期から開設しておくのがおすすめです。
ブログのメリット
- 文章力を示せる
- WordPress入稿ができるアピールになる
- SEOの知識が深まる
なお、ブログを開設するのであれば、最短10分で開設できるXserverのクイックスタートがおすすめです。
詳しいやり方は「【最短10分】WordPressブログの始め方10ステップ!作業を効率化する初期設定も解説」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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【最短10分】WordPressブログの始め方10ステップ!作業を効率化する初期設定も解説
続きを見る
【例文つき】Webライターの提案文に記載する7項目を紹介
1. 自己紹介・挨拶
例
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挨拶がないと非常識な人だと認識されるので、注意してください。
2. 案件の内容確認
例
今回の募集「○○○(案件名)」は、以下2点が目的だと判断しました。
1.○○の基礎知識を広める
2.○○のメリットを知ってもらい商品の購入につなげる
募集者のなかには案件の内容を把握していない人が一定数いるため、確認したという一文を入れるだけでクライアントに安心してもらえます。
また、認識の食い違いを防げるので、採用された後の辞退率を下げることにもつながりますよ。
3. 実績
例
【実績】
○○関連の記事を100記事以上納品 個人ブログを運営中 参考資料として記事を添付します。ご確認いただけますと幸いです。
■○○に関する記事
タイトル:「○○○」
URL:
■ポートフォリオ URL:
案件に活かせる実績やスキルは、最大のアピール材料になります。
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まだ実績が乏しい駆け出しのWebライターは、以下のものを載せるのがおすすめです。
実績の代わり
- 運営しているブログのURL
- 想定されるキーワードから作った構成案
入稿ができる・構成案が作れることを示せるので、案件獲得に有利になりますよ。
4. 作業時間
例
【作業時間】
平日:○~○時までの○時間
稼働できる曜日:土日以外
なお、業務に関する連絡には曜日を問わず対応しています。
案件に割ける作業時間を具体的に記載することがポイントです。また、対応可能な時間帯を添えると、発注先側も連絡しやすくなりますよ。
ここの記載がないと、いつ連絡が返ってくるのかがわからないので、クライアントからすると不安です。
5. 執筆可能な記事数
例
【執筆可能な記事数】
5,000文字の記事を月4本執筆可能 納品までに3日程度
発注先はどのくらいの仕事を任せていいのか気になるため、執筆数の目安を記載しておきましょう。
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6. 経歴
例
【経歴】
20○○年 ○○会社に○年勤務
20○○年 ○○免許取得
20○○年 Webライターとして活動開始
発注者からすると、Webライターとしての経験や案件のジャンルに関する記述があるだけで、安心して仕事を依頼できます。
どこの誰かもわからない人よりも、ある程度の経歴がわかる人のほうが信頼できますよね。
7. 自己PR・締めの言葉
例
連絡があった場合は、24時間以内の返信、可能な限り期限を前倒して納品することを心がけ仕事に取り組ませていただきます。
責任を持って対応しますので、ご検討いただけますと幸いです。
提案文の最後には、熱意や意気込みを交えながら締めの言葉を書きましょう。最後まで丁寧に書くことで、クライアントに好印象を与えられます。
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