Webライターの仕事は、案件のリサーチから始まり報酬を受け取るまで12ステップあります。
- 案件を探す
- 案件に応募する
- テストライティングを受ける
- 本案件に採用される
- リサーチする
- 構成を作成する
- 記事を執筆する
- 執筆した記事を推敲する
- 初稿を提出する
- 修正依頼があれば対応する
- 納品する
- 報酬を受け取る
最初のうちはわからないことだらけで、クライアントに迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。それ自体は問題ないですが、あまりに理解が遅いと評価が下がり、契約を切られてしまう恐れもあります。
そのため、仕事を獲得する前に流れを理解しておくことが大切です。
この記事では、いまでは月に20万円近く稼ぐWebライターである僕が、仕事の流れや行き詰まった場合の対処法、滞りなく進めるコツを解説します。
スムーズに案件に参画し高評価を得て単価を上げるためにも、ぜひ参考にしてみてください!
なお、Webライターの仕事の流れで躓かないためには、リサーチ〜入稿まで実際に試してみるのがおすすめです。なかでもWordPress入稿は行き詰まるWebライターが多く、スムーズに実践できるかどうかで単価が大きく変わります。
そのため、WordPressブログを開設して5記事ほど入稿してみるのがおすすめです。
開設するにはまずサーバーを契約する必要がありますが、Xserverのクイックスタートを活用すれば、簡単3ステップで10分もあれば完了します。
開設方法は「WordPressブログの始め方」で画像つきで説明していますので、ぜひ参考にしてみてください!
Webライターの仕事の流れ12ステップ
- 案件を探す
- 案件に応募する
- テストライティングを受ける
- 本案件に採用される
- リサーチする
- 構成を作成する
- 記事を執筆する
- 執筆した記事を推敲する
- 初稿を提出する
- 修正依頼があれば対応する
- 納品する
- 報酬を受け取る
1. 案件を探す
案件は、クラウドソーシングサイトやSNSを使って探すのが一般的です。
クラウドソーシングサイトとは、受注者と発注者をつなぐプラットフォームであり、未経験者向けの案件が多数掲載されています。
これら2つは案件数が多いので、自分に合った仕事が見つかるでしょう。
なお、クラウドソーシングサイトで探す場合は、タスクではなくプロジェクト案件へ応募することをおすすめします。タスク案件で評価を高めるべきという意見もありますが、案件に応募していったほうが圧倒的に成長できるためです。
SNSで探すときは「#ライター募集」で検索すると、いくつかヒットします。
募集要項にジャンルが書いてあるので、自分が書けそうな案件をピックアップしていきましょう!
2. 案件に応募する
初めのうちはなかなか単価の高い案件はとおらないので、文字単価1.0円を目安に応募するのがおすすめです。
初心者とはいえ、文字単価0.5円以下に設定するクライアントは悪質な可能性が高いので、応募しないようにしましょう!
案件の募集要項をしっかりと読み、クライアントがフォーマットを用意している場合は、それ従って応募文を作り込みます。募集要項を読んでいなかったりフォーマットが違ったりした場合は、評価が下がるので注意が必要です。
なお、応募する際にポートフォリオがあると、採用される確率が高まるのでおすすめです。
提案文については「採用されるWebライターの提案文の書き方」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
3. テストライティングを受ける
応募して書類選考に通過したら、基本的にはテストライティングを受けます!
テストライティングには主に3種類あり、クライアントによって異なります。
- 本採用時と同様の形式
- 構成もしくは執筆のみ
- 本採用時とは違う形式
本案件に比べて文字数が少ないことが多く、負担も軽いでしょう。クライアントの求める良質な記事を納品できれば、本採用につながります。
なお、テストライティングとはいえ、単価が100円を下回る案件は悪質な可能性が高いです。テスト記事を納品したら連絡がつかなくなるクライアントもいるので、注意してください。
4. 本案件に採用される
本採用されると通常の業務になるので、単価も高くなります。SlackやChatworkなどほかの連絡ツールに移行する場合が多いので、あらかじめ使い方をざっくり理解しておきましょう。
たとえテストライティングで落ちてしまったとしても、ガンガン応募していくのがおすすめです。最初は落ちてしまうものなので、割り切っていきましょう。
僕もテストライティングに落ちてしまった経験があります。つらくてもめげずにチャレンジしてみてください!
5. リサーチする
リサーチはWebライターに欠かせない情報収集作業です。リサーチを徹底しなければ、読者にとって有益な情報を届けられず、結果としてクライアントからの評価が下がってしまいます。
また、リサーチ効率が悪いと執筆に時間がかかり、時給が低くなってしまうでしょう。
そのため、正しいリサーチ方法とコツを理解しておく必要があります。
- クライアントから情報をもらう
- メディアの過去記事を参照する
- Googleの上位記事を確認する
- 周辺キーワードを調査する
- Yahoo!知恵袋やSNSを調べる
詳細は「Webライターのリサーチ方法とコツ」の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
6. 構成を作成する
リサーチが終わったら、記事構成を作成していきます。構成をもとに執筆するため、丁寧に作り込み5〜7割ほどは完成させておくと業務を効率化できます。
- リサーチした情報をもとに検索意図を考える
- 検索意図に適したように見出しを設定する
- 見出しに書くべき内容を小分けにする
- タイトルやディスクリプションなどを決める
また、誰が作ったかわからない構成よりも、自分で作った内容を参照したほうがわかりやすく、執筆スピードも早まるでしょう。
まだ構成を作成したことがない方は、試しに作ってみるのがおすすめです!
7. 記事を執筆する
構成を作成し終えたら、いよいよ執筆作業に入ります。執筆はGoogleドキュメントやWordなどの文書作成ツールで納品する場合もありますが、WordPressへ直接入稿するケースも多くあります。
文書作成ツールの場合は見出し設定やコメントなどが使えれば問題ありませんが、WordPressに直接入稿する場合、操作方法がわからないと苦労するでしょう。
WordPressを扱えないだけでクライアントからマイナスイメージを持たれてしまうため、操作経験がない方は自分で触っておくことをおすすめします。
スムーズに業務を行えますし、ポートフォリオとしても使えるため、ぜひ開設しておいてくださいね!
Xserverを使ったブログの開設は「WordPressブログの始め方」で説明しています。画像を載せて丁寧に説明しているので、ぜひ参考にしてみてください!
8. 執筆した記事を推敲する
執筆したらすぐに提出するのではなく、自分で推敲を行いましょう。
誤字脱字やマニュアル違反が多ければ、契約を打ち切られる可能性もあります。クライアントの業務を減らすのがスキルの高いWebライターなので、確認は入念に行いましょう。
執筆が終わってすぐに目視で確認するのではなく、翌日に音読すると間違いに気づきやすいのでおすすめです!
校正ツールを利用すれば、機械がチェックしてくれるためミスを限りなく0に近づけられますよ。
僕も利用している文賢は、100以上の項目から分析し、読みやすくわかりやすい文章にしてくれます。ミスが減ってクオリティが高くなれば、クライアントからの評価が上がって文字単価もアップするので、導入しておきましょう。
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販売元 | 株式会社ウェブライダー |
支払い方法 | PayPal、銀行振込 |
文賢の特徴
- 誤字脱字・日本語の誤りを減らせる
- 推敲作業を効率化できる
- トラブルにつながる表現を指摘してくれる
- 読みやすい記事に仕上げられる
- 文章スキルの向上にも役立つ など
9. 初稿を提出する
推敲が終わったら、いよいよ初稿をクライアントに提出します。納期が決められていると思いますが、3日前、遅くとも1日前には提出するのがおすすめです。
早めに提出することでクライアントから「納期を必ず守る人」と認識され、スケジュール能力があると判断されます。
そうすると、別の仕事の依頼や本数・単価アップも検討してもらえるなど、多くのメリットがあるのです!
反対に、いつもスケジュールギリギリに納品すれば、ルール上は問題ありませんがよい印象は受けません。
「忙しい人」だと思われ、新しい案件の依頼もしにくくなってしまうでしょう。
10. 修正依頼があれば対応する
初稿提出後にクライアントから修正依頼があった場合、爆速で対応するようにしましょう!
メッセージを確認したらすぐに、遅くとも1日以内に対応すべきです。
初稿提出時と同様、早めに対応することでクライアントからの評価を高められます。
また、Webライター初心者のうちは、大量のフィードバックをもらうこともあるでしょう。しかし、多くの指摘をもらえるということは、クライアントがあなたに期待していることを意味します。
修正を愚直にこなして次の記事に反映していけば、クライアントからの評価が上がり単価もアップするでしょう。
11. 納品する
納品といってもWebライターがすることはとくになく、クライアントから「こちらでOKです」と連絡が来るため、そちらを確認すれば問題ありません。
たまに修正稿を提出したきりクライアントから返信がないケースもあるため、そのような場合は「こちらの原稿は納品で問題ないでしょうか?」とリマインドしてあげるとよいでしょう。
12. 報酬を受け取る
納品が完了したら請求書を発行して報酬を受け取る作業に入ります。
また、請求書を間違えるとクライアントの大切な時間を奪うことになり、コミュニケーションコストがかかる人だと認識されます。
作成後はミスがないか入念に確認し、問題なければ提出するようにしましょう!
- 振込先の住所がないor間違っている
- インボイス登録番号の記載がない
- 納品日の記載がない
- 源泉徴収がないorある
- 納品金額が間違っている
なお、請求書を一つひとつ作成・管理するのは大変なので、Misocaのテンプレートを活用することをおすすめします。毎月10件までなら無料ですし、一から作成する必要なく、項目を埋めていけば簡単に請求書を発行できます。
ツールを使わなければ地味に時間がかかる工程なので、簡単に使えるテンプレートを活用して、コア業務である執筆に時間を充てられるようにしましょう。
Webライターの仕事の流れで悩んだ場合の対処法
- 自分で調べる
- Webライター仲間に聞いてみる
- クライアントに確認する
1. 自分で調べる
最初に試すべき方法は、自分で調べることです。
Web上には多くの情報があり、ブログ記事や専門サイト、フォーラムなどで必要な情報を見つけられます。また、過去のメモや参考資料を見直すことも有効です。
自分が過去に作成した記事やクライアントからの指示書を確認することで、同様の問題に対処できるかもしれません!
しかし、自分の力だけで解決しようと何時間も使うのは効率が悪いため、10〜15分調べてわからなければほかの手段も検討しましょう。
2. Webライター仲間に聞いてみる
Webライター同士で情報を共有することで、新しい視点や解決策が見つかることがあります。SNSやライターコミュニティを活用して同業者と交流することで、スキルアップにもつながります。
また、ライター仲間との交流は、単なる情報交換だけでなく仕事の進め方や効率化のヒントを得るきっかけにもなります。互いに助け合うことで、よりよい仕事環境を作れるわけです。
「どう交流したらいいかわからない」「質問できる環境がない」という場合は、僕も受講したWithマーケ「高単価Webライター養成コース」の受講をおすすめします!
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案件保証もついており、講座生同士の交流も盛んに行われているので、少しでも興味のある方はぜひ詳細を確認してみてください!
料金 | 199,800円 (税込219,780円) |
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質問期間 | 1年間 (回数無制限) |
個別対応 | あり |
高単価ライター養成コースの特徴
- 案件保証があり実力をつけながら稼げる
- 稼ぐためのロードマップがある
- 60本以上の動画を永久見放題
- プロによる4記事の添削を受けられる
- 案件獲得をサポートしてもらえる など
3. クライアントに確認する
自分で調べたりライター仲間に質問したりしてもわからなかった場合は、クライアントに確認しても問題ありません。
あまりにも初歩的な質問を複数回すると印象は悪くなりますが、基本的な疑問点は快く解消してくれます。
クライアント独自のルールを設けている場合もあるため、確実に悩みを解決できる手段でしょう!
しかし、相手の時間を奪わないためにも、質問する際は具体的かつ明確に伝えることが重要です。たとえば、自分の考えを交えて、相手は「はい / いいえ」だけ答えればOKな質問をする点が挙げられます。
相手に配慮した質問
常に相手目線に立って、負担をかけないような質問の仕方を心がけてみてくださいね。
Webライターが滞りなく仕事を進める3つのコツ
- 余裕を持ったスケジュール管理をする
- 要項は事前に読み込む
- リサーチ〜入稿までの流れを経験しておく
1. 余裕を持ったスケジュール管理をする
タイトなスケジュールでは、突発的な問題が発生した際に対応が難しくなります。余裕を持たせることで、急な変更や追加の仕事にも柔軟に対応できます。
たとえば、納期を設定する際には、必ず1〜3日余裕を持ったスケジュールを組むようにしましょう。
2. 要項は事前に読み込む
クライアントからの指示や渡される要項は、着手する前にしっかりと読み込むことが重要です。仕事を始める前に必要な情報を把握し、あとからのトラブルを防げます。
とくに、納期や納品形式、参照資料など、重要なポイントを確認することでスムーズに仕事を進行できるでしょう。
また、不明点があれば早めにクライアントに確認することで、納期までに確実に初稿を提出できます!
3. リサーチ〜入稿までの流れを経験しておく
リサーチ〜入稿までの一連の流れを経験しておくことで、各ステップの効率的な進め方を理解できます。一度も経験したことがないと、どうすればいいかわからないことが多々あり、進行に影響が出るかもしれません。
余裕を持ったスケジューリングをしていても、間に合わなくなる場合もあるでしょう…。
そのため、ひととおりの流れを実践することをおすすめします。なかでも、WordPressへの入稿は初めてだとかなり苦戦するため、自分で開設しておくべきです。
Xserverのクイックスタートを利用すれば、WordPressブログを簡単3ステップで10分もあれば開設できます。詳しくは「WordPressブログの始め方」で説明しているので、ぜひ参考にしてみてください!
Webライターの仕事の流れを理解して実案件で活かそう
あらかじめWebライターの仕事の流れを理解しておけば、実際の案件に参画した際もスムーズに業務を進行できます。
わからないことがあった場合は、まずは自分で調べ、それでもわからなければライター仲間やクライアントに直接聞いて進めていきましょう。
最初は戸惑うことばかりかもしれませんが、数を重ねれば徐々に慣れていき、効率化する方法もわかってきます。
最初の辛抱なので、ぜひこの記事を参考にWebライターの仕事にチャレンジしてみてください!
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