Webライターがやりがちな7つの失敗と解決策【体験をもとに解説】

Webライターとして仕事するうえで、失敗は避けてはとおれません。一度もミスしない人はひとりとしておらず、大切なのは失敗したあとにどういう行動を取るかです。

僕は3年目のWebライターですが、これまで数々の失敗をしてきました…。

しかし、一度犯したミスは必ず改善することで、毎月安定して20万円以上を稼げています。

この記事の内容
  • 僕が犯した失敗
  • Webライターがやりがちな失敗
  • 失敗したあとの解決策
  • 失敗しないための対策

これからWebライターを始め、月5〜10万円以上稼いでいきたい方に役立つ内容です。ぜひ参考にしてみてください!

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目次

Webライターの僕が犯した5つの失敗

  • 営業をサボった
  • ブログの更新を辞めた
  • 新しい仕事にチャレンジしなかった
  • 案件を受けすぎた
  • キーワードを間違えた

1. 営業をサボった

僕はWebライターを始めた当初から、多くのライティング案件を抱えている編集プロダクションに所属していました。

営業しなくても多くの案件をもらえるので、新しい仕事に応募することをサボってしまったのです。

営業しなくても仕事がもらえるならそれで問題ないですが、「自分の実力は本当に通用するのか」と不安を抱き、迷走していた時期もあります。

また、より条件のよい求人を逃し、後悔したこともあります!

多くの案件を依頼されている状態でも、常に営業することで交渉力が身につきますし、より好条件の案件を見つけられるのです。

2. ブログの更新を辞めた

編集プロダクションに所属しているおかげで案件がいっぱいになり、ブログ(ポートフォリオ)の更新をしなくなったのも失敗のひとつです。

ブログを更新し続けていれば、いまごろメディアが大きく成長し、月5桁以上の収益を安定的に得られていたかもしれません。

Webライターと並行してブログでも収益化できていれば、より生活が楽になっていたと思います。

加えて、ポートフォリオを更新して営業すれば、より好条件の案件を獲得できていたのではないかとも考えています。

この記事を読んでいる方は、時間がないなかでも最低1週間に1本はブログを更新するのがおすすめです。

ブログの始め方は「WordPressブログの始め方」で解説しています。画像つきでわかりやすく説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。

3. 新しい仕事にチャレンジしなかった

新しい企業への応募はもちろん、SEOのライティングしかしなかったのも失敗だと感じています!

Webライターは時間を切り売りする仕事であり、稼働し続けなければ収入が止まってしまいます。たとえば、風邪やコロナになって仕事ができなくなれば、その月の収入は減ってしまうでしょう。

万が一のために、クライアントワーク以外の収入源を持っておくと安心です。

先述したブログはもちろん、有料noteの執筆、X(旧Twitter)やInstagramといったSNSの運用などが挙げられます。

始めたてのときはWebライターの仕事に専念すべきですが、ある程度結果が出てきたら、別の媒体に手を出すのもスキルアップや収入源の確保につながるのです。

4. 案件を受けすぎた

Webライターを始めたばかりのときに、案件を受けすぎてパンクしたことがあります。

当時はとにかくいろいろな案件に手を出すことが正解だと考えていて、あと先考えずに仕事を受注していました…。

結果として、自分の手では負えないほどの仕事を抱えることとなり、クライアントに申し出て案件を終了させていただいたのです。

自業自得ではありますが、とてもつらく苦しい思いをしたので、Webライターを辞めようと思ったことを覚えています。しかし、ここで辞めると自分の人生が変わらないと思い、仕事を再開しました。

それからは自分のリソースを超える量の案件は受注せず、確実に仕事をこなすように意識しています。

5. キーワードを間違えた

シンプルですが、渡されたキーワードを間違えて構成を作成してしまい、ディレクターに提出してから気がつきました。

僕は構成を丁寧に作り込むため、2時間以上無償で働いていたことになります。

当時は多くの案件を抱えていてただでさえ時間がなかったので、相当落ち込みました…。

以後、2〜3回はキーワードを確認してから作業することを徹底しています。

Webライターがやりがちな7つの失敗

  • 案件に応募しない
  • 低単価の案件ばかり受注する
  • 誤字脱字や同じミスを繰り返す
  • 納期に遅れる
  • 何を伝えたいのかわからない文章を書く
  • クライアントやディレクターと揉める
  • コピペチェックの沼にハマる

1. 案件に応募しない

「自分に実力がないから」と挑戦できず尻込みするのは、Webライターなら誰でもとおる道です。

しかし、実際に記事を書かなければライティングは上達しませんし、収入も増えません!

書いてみて「こんな文法がある」「こうしたら読みやすい」など学んでいくので、一歩踏み出して案件に応募していきましょう。

飛び込む勇気を持つことが、Webライターとして成功する秘訣です。

2. 低単価の案件ばかり受注する

Webライターを始めた頃は自信が持てず、高単価の案件にチャレンジできない方も多いでしょう。しかし、単価の低い案件ばかりにチャレンジすると、疲弊してしまいます。

始めは完成までに時間がかかり、さらに修正依頼が多いと時給が低くなってしまいます。

僕も実際、最初の案件の時給は300円程度です!

いくら働いても稼げずモチベーションが下がってしまい、「Webライターを始めたのは失敗だった…」となりかねません。ある程度実力がついたら、単価交渉をするかより好条件の案件を探してみましょう。

3. 誤字脱字や同じミスを繰り返す

誤字脱字や同じミスを繰り返すのも、Webライターのあるあるな失敗です。

クライアントは少しでも自分たちの負担を減らすために、お金を払ってWebライターに記事執筆を依頼しています。それなのに誤字脱字があると修正依頼に時間が取られてしまい、仕事が進まなくなってしまいます。

たかが一文字の誤字脱字であっても、クライアントからの評価は爆下がりなので注意が必要です。

誤字脱字で評価を下げるのはもったいないので、書き終えたら必ず確認する癖をつけましょう。

目視だけではなく、声に出して音読するとミスを発見しやすいのでおすすめです!

4. 納期に遅れる

クライアントもある程度の余裕を持って納期を設定しているので、予定どおり納品されなくても大きな支障はないケースがあるのも事実です。

しかし、納期に遅れるとクライアントからの信頼が一気に落ちてしまいます。

万が一間に合わない場合は、わかった時点で相談しましょう!

心から謝罪し遅れる理由を述べ、いつまでに納品できるか添えるとクライアントも安心します。

風邪や家族の事情で遅れるのは仕方がない部分もあるので、失敗したあとの立ち振る舞いを意識するようにしましょう。

5. 何を伝えたいのかわからない文章を書く

駆け出しWebライターは文章の書き方を理解していない方も多く、読者の悩みを解決できていないケースがあります。

結論が伝わらない文章だと、読者は違う記事を探しにいきます。

経験が浅いうちはまとまりのない文章になりやすいので、ユーザーが求めている情報は何かを意識してみてくださいね。

わかりやすく読みやすい文章については「Webライターの記事の書き方と例」で解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

6. クライアントやディレクターと揉める

クライアントやディレクターも人間であり、いい方がきついときもあるかもしれません。いくら理不尽な対応をされても、対抗して揉めるような行動は避けましょう。

嫌がらせがエスカレートする可能性がありますし、何より揉めている時間が無駄です!

それなら、早めに該当案件は辞退して、スキルアップやそのほかの仕事を獲得することに時間を費やしたほうが有意義です。

7. コピペチェックの沼にハマる

競合メディアと似た内容の記事を書いてしまい、コピペチェックの沼にハマることもあります!

コピペの数値が高いと落とすのは難しく、1時間以上格闘することもあるでしょう…。

僕もディレクターとしてWebライターの方と関わっていて、コピペチェックに引っかかると相談を受けることは多々あります。

コピペチェックに引っかからないように文章を変えると、不自然になり逆に読みにくくなるケースもあります。そのため、「これ以上下げられない」と思ったら、クライアントに相談してみるのがおすすめです。

Webライターが失敗した場合の対処法

失敗してクライアントに迷惑をかけた場合、すぐに謝罪しましょう。

失敗をしないのがベストではありますが、人間は何かしら問題を起こしてしまいます。

大切なのは、失敗したあとの行動です。自分に少しでも非があれば、すぐに認めるのがおすすめです。

飛びたくなったりミスを隠したくなったりする気持ちはわかりますが、一度クライアントを裏切ると噂が広まり、案件の獲得が困難になるかもしれません。

僕も以前、クライアントに大きな迷惑をかけたことがあります…。しかし、すぐに謝罪したので、大事には至りませんでした!

その後ある機会でその方にお会いしたのですが、とても優しく接してくれたのを覚えています。

失敗しても怒られることはそうないので、心から謝罪し、今後同じような失敗をしないための施策も伝えるようにしましょう。

Webライターが失敗しないための7つのポイント

  • 常に営業する
  • 応募する案件の条件を絞る
  • 校正ツールを導入する
  • スケジュール管理を徹底する
  • 常にスキルアップする
  • 相手目線のコミュニケーションを心がける
  • 入念にリサーチしてから執筆する

1. 常に営業する

Webライターの案件には、報酬が極端に少ない詐欺まがいなものも存在します。営業し続けなければ一生低単価案件で搾取され、収入が停滞してしまうでしょう。

仕事をたくさん抱えているときであっても、常に営業することを心がけてみてください。

リサーチすると、自分の得意ジャンルや、いまよりも好条件の案件を見つけられるかもしれません!

繰り返し行えばどんどん単価もスキルも高まっていき、最終的には独立も視野に入ってくるでしょう。

営業時に必要な提案文については「Webライターの提案文の書き方」で解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

2. 応募する案件の条件を絞る

Webライターを始めたてのときでも、ある程度案件の条件を絞ることで、搾取されるのを防げます。

たとえば、文字単価は0.7円以上で、構成作成がなく執筆のみの案件だと、駆け出しでもある程度の収入を得られます。

さらに、本業や経験したことのあるジャンルに絞ると、リサーチ作業を効率化でき時給の高い働き方もできるようになるでしょう!

しかし、細かく絞りすぎても応募できる案件がなくなってしまうので、まずは仕事を獲得することを目指してみてください。

3. 校正ツールを導入する

誤字脱字や同じミスを繰り返さないためにも、文章校正ツールを利用するのがおすすめです!

目視で確認しようと思っても、人間誰しもミスがあります。しかし、ツールは機械的に文章を判別してくれるので、ミスをほぼ0にすることが可能です。

WordやGoogleドキュメントに搭載されている校閲機能でもよいですが、文賢を活用すれば文法のミスや表記揺れも確認してくれ、質の高い記事に仕上がります。

初期費用と月額費用がかかり導入のハードルはありますが、費用対効果は高く単価アップを目指せるので、ぜひ導入を検討してみてください。

文賢
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販売元株式会社ウェブライダー
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  • 誤字脱字・日本語の誤りを減らせる
  • 推敲作業を効率化できる
  • トラブルにつながる表現を指摘してくれる
  • 読みやすい記事に仕上げられる
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4. スケジュール管理を徹底する

スケジュール管理を徹底すれば、納期に遅れる事態を防げます。案件ごとに納期は異なりますし、初心者のうちは自分が思っているよりも執筆に時間がかかります。

納期遅れは評価が下がり信頼もなくなるので、カレンダーやメモなどを使い細かく日程を管理しましょう。

以下のように、カレンダーアプリを使うのがおすすめです。

おすすめの使い方
  • 受注したらすぐにGoogleカレンダーに納品日を設定
  • 納品日の3日前にリマインダーを設定

また、おおよその執筆にかかる時間を計っておくと、時給計算もできるので単価アップにつながりますよ!

5. 常にスキルアップする

案件に追われると執筆と営業だけで時間がなくなっていくかもしれませんが、スキルアップも心がけましょう。

アウトプットばかりでは、文章力やスキルは身につきません。実力が停滞すれば収入も上がることはなく、理想の生活を実現できない可能性もあります。

本やWebサイトなどを使い、1日30分以下でも問題ないので、勉強する習慣を身につけるのがおすすめです。

直接お金にはなりませんが、スキルが高まれば時給換算した際の単価も高まるはずです!

スキルアップ方法は「Webライターの独学勉強方法」で解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

なお、効率的に高単価ライターを目指すなら、Withマーケ「高単価ライター養成コース」の受講もおすすめです。

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6. 相手目線のコミュニケーションを心がける

クライアントやディレクターとやり取りする際は、常に相手目線に立つことを心がけましょう!

相手目線になれば、どういった言動がストレスを与えるのか、安心してもらえるのかがわかります。

たとえば、納期に遅れるにしても、ただ事実だけを伝えるとクライアントは納得しません。理由やいつまでに提出できるのかも一緒に伝えると、安心してもらえるでしょう。

コミュニケーション力は、Webライターとして仕事をするうえで重要なスキルのひとつです。文章力は高くてもコミュニケーション力が低いと契約を切られることもあるので、配慮ある行動を意識してみてください。

7. 入念にリサーチしてから執筆する

入念にリサーチすれば、競合と情報が重複することもなくなりますし、質の高い記事を書けるようになります。検索結果の上位記事だけでなく、SNSやYahoo!知恵袋なども調査して、読者が抱えている悩みを深掘りしていきましょう。

執筆のみの案件でもリサーチは必要ですし、構成作成から巻き取れると単価も高まりやすいです。

いまや構成作成はWebライターとして最低ラインのスキルなので、作れるようにしておきましょう!

リサーチについては「Webライターのリサーチ方法とコツ」で解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

Webライターに失敗はつきもの!改善して次に活かそう

Webライターとして仕事をするうえで、失敗は避けてはとおれません。「文章がわかりにくい」「コピペチェックに引っかかる」などよくあるミスもあれば、あまり見かけない失敗もあります。

人間にミスはつきものです。大切なのはミスをしないことではなく、したあとにどう行動するかです。

クライアントに迷惑をかけたなら、すぐに謝罪しましょう。また、同じミスを繰り返さないよう、改善策を講じるのも欠かせません。

ぜひこの記事を参考に、Webライターとしてスキルアップしていってみてください!

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