文賢は、株式会社ウェブライダーが提供する文章校正ツールです。「使えない」といわれることもありますが、実際に利用している僕は、文法の誤りや冗長表現、表記揺れなどを正してくれる便利なツールだと感じています。
SNSを見ても、「記事作成を効率化できる」「クライアントからの修正が減った」など、役立っていることがわかる評判・口コミが多くありました。
この記事では、利用者である僕が経験にもとづいて文賢についてまるっと解説します!
- 文賢は使えないのか
- 概要
- メリット・デメリット
- 評判・口コミ
- 使い方
- 申し込み方法
文賢を導入して業務の効率化や記事の品質アップを目指したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
文賢は本当に使えない?利用者が忖度なしで解説
文賢は「使えない」といわれることもありますが、僕はそんなことはないと感じています。
実際に業務で毎日使っていますが、文法の誤りや冗長表現、表記揺れなどをまとめて表示してくれるため、業務の効率化につながっています。
とくに、ディレクターや大量の記事を執筆するWebライターにとって役立つツールだといえるでしょう!
「使えない」といわれているのは、誤字脱字を完璧には減らせないからです。しかし、機能のアップデートを行い精度が高くなっていますし、実際に多くの方が「誤字脱字が減った」とポストしています。
僕も使っているなかで誤字脱字のチェックが甘いと感じたことはありませんし、それ以上に語尾の重複や文法間違いを正してくれるのが助かっています。
文賢とは?基本情報を紹介
販売元 | 株式会社ウェブライダー |
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お問い合わせ | 075-708-7585 |
申し込み時間 | 24時間 |
支払い方法 | PayPal、銀行振込 |
特徴 | ・100以上の項目から文章をチェックしてくれる ・1年更新なら料金が1ヶ月分割引される ・2,500以上の法人、個人に利用されている |
文賢は、株式会社ウェブライダーが提供する文章校正・推敲支援ツールです。主にWebライターや編集者、ビジネスパーソンをターゲットに、文章の質を向上させるためのさまざまな機能を提供しています。
項目は100を超え、いろいろな視点から文章を正してくれるため、質が高く読みやすい記事に仕上がります!
以下では、文賢の基本情報を詳しく解説します。
- 料金
- 無料トライアル
- 基本機能
順番に見ていきましょう。
料金
初期費用 | 11,800円(税込) |
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月額費用 | ・2,178円(税込) / 4ライセンス以下 ・5%OFF / 5ライセンス以上 ・10%OFF / 15ライセンス以上 ・15%OFF / 30ライセンス以上 |
文賢の料金プランは、初期費用と月額費用に分かれます。
初期費用は契約時に支払う必要があり、税込11,800円と少し高額です。対して月額費用は4ライセンス以下の場合税込2,178円で、ライセンス数が増えると割引が適用されます。
個人のWebライターが利用する場合はそこまでライセンスが必要ないため、初期費用だけ支払えば、あとは毎月2,000円ほどで利用できるわけです。
料金設定は少々高めに感じるかもしれませんが、その分提供されるサービスの質も高く、多くのユーザーにとって満足のいくものであるといえます!
公式サイトでは、具体的な料金プランの詳細やシミュレーションもできるため、ぜひ一度試してみてください。
無料トライアル
一部のメディアでは文賢は無料トライアルを設けていないと記載されていますが、これは誤った情報です。
確かに公式サイトを調べても無料トライアルに関する記述はありません。しかし、公式Xにて「説明会後のアンケートにお答えいただくと、文賢の1週間無料トライアルアカウントをプレゼント!」とポストされています。
実際、SNSを見ると無料トライアルを利用した人の声を見つけられました。
10,000円以上の高額な買い物になるので、いきなり購入するのではなく使い勝手を確かめるのは賢明な判断です。
オンライン説明会は文賢の公式サイトから申し込めるので、ぜひ詳細を確認してみてください!
基本機能
文賢の基本機能には以下の7つがあります。
- 推敲支援機能
- 校閲支援機能
- AIアシスト機能
- サブ機能
- 文章表現機能
- 辞書機能
- 拡張機能
どのような機能があるかわかっていれば導入もしやすいので、順番に確認していきましょう。
推敲支援機能
推敲支援機能は、文章をより読みやすく、わかりやすくするために改善案を提案してくれる機能です。具体的には、以下のような項目をチェックしてくれます。
- 接続詞が連続していないか
- 指示語が入っていないか
- 読点が多くないか
- 主従関係が不明瞭ではないか
- 二重否定表現がないか など
基本的な内容ではありますが、目視では確認しきれないこともあるため、活用すればより読者がスムーズに読める文章になるでしょう。
校閲支援機能
校閲支援機能は、誤字脱字や日本語として間違った表現をしていないかを確認してくれる機能です!
- 誤字脱字はないか
- 誤った敬語はないか
- 重複表現はないか
- 話し言葉になっていないか
- 機種依存文字を使っていないか など
校閲支援機能を活用することで、文章の質を保ちつつ、校正作業の効率を高められます。とくに、締め切りが迫っている場合や大量の文章を扱う場合には、非常に有用だといえるでしょう。
AIアシスト
AIアシストは、2023年5月から実装されており、ChatGPTにも使われているGPT-3.5やGPT-4のAPIを利用した機能です。
ボタンをクリックするだけでより読みやすい文章になるようにAIが提案してくれるため、「何か読みにくいな」と行き詰まったときに活用できます。
- 誤字脱字はないか
- トラブルにつながる表現はないか
- 感想の提案
- 箇条書きの提案
- 要約の提案 など
タイトルの提案や要約もしてくれるため、本文だけでなくそのほかの文章も作成できるのがメリットです!
サブ機能
文賢には、メイン機能以外にもさまざまなサブ機能が用意されています。これらの機能を組み合わせることで、より効果的に文章の品質を向上させられるのです。
- 文字数カウント
- 漢字の使用率
- 音声読み上げ
- 印刷 など
とくに、漢字の使用率は僕も目をとおしています。漢字が多すぎると読むのが大変なので、20〜30%に収まるように心がけていますね!
文章表現機能
文章表現機能は、株式会社ウェブライダーのコンテンツ作成チームが、表現方法を提案してくれる機能です。3,500以上の表現から、適したものをレコメンドしてくれます。
しかし、Web記事のライティングにおいてはユニークな表現よりも、わかりやすい文章や間違いのない情報が求められます。
正直そこまで使う機会はないですが、「あまりいい表現が思いつかない」というときは、参考になるかもしれません!
辞書機能
複数の案件をこなす場合、一つひとつ独自のルールを覚えておくのは大変でしょう。A社とB社がこんがらがり、どちらとも誤った書き方をしてしまうケースも考えられます。
しかし、辞書機能には事前にルールを追加しておけるので、チェックすれば簡単に見分けられます!
作成可能な辞書数は最大3件なので、温度感の高い案件に利用するのがおすすめです。
拡張機能
文賢には拡張機能もあり、ブラウザで見ている文章をすぐに校正できます。
使い方は難しくなく、対象の文章を選択して右クリックし「文賢に送る」をクリックするだけです。
ChatworkやSlackなどチャットツールに送る際にも利用できるので、ぜひ活用してみてください。
文賢の強みや利用する3つのメリット
- 推敲にかける時間と手間を短縮できる
- より読みやすい記事を作成できる
- 文章力の向上につながる
1. 推敲にかける時間と手間を短縮できる
文賢を利用する最大のメリットは、推敲にかける時間や手間を短縮できる点です。
文章を執筆したあとは、そのまま提出するのではなく推敲する必要があります。推敲しなければ誤字脱字や誤った日本語に気づかず、クライアントからの評価が下がってしまうかもしれません。
文章を一からミスのないように確認するには、多くの時間がかかるでしょう!
そこで、文賢の推敲支援機能や校閲支援機能を利用すれば、一瞬で日本語の間違いを見つけられます。もちろん、目視での確認が一切不要になるわけではないですが、業務の効率化につながるのは確かです。
2. より読みやすい記事を作成できる
たとえば、文章を執筆していて「何か読みにくい」「わかりにくい」と感じたことがある方もいるのではないでしょうか。
文賢には主従関係がおかしくないか、二重否定表現を使っていないかなど、目視では気づきにくい細かい文章の粗を見つけられる機能が備わっています。
また、AIアシスト機能でより「ユーザーが理解しやすい」表現を提案してくれるため、採用すればわかりやすい文章になるでしょう。
ツールに頼り切るのはよくありませんが、参考程度にするのはまったく問題ありません!
3. 文章力の向上につながる
文賢に自分が書いた文章をコピペすることで、わかりにくい表現や読みにくい箇所が明確になり、スキルアップにつながる点もメリットです。
文賢は、よりわかりやすい表現になるようアドバイスしてくれるので、自分に足りない部分がわかってきます。
気づいた内容をほかの記事作成にも反映させればどんどんミスが減っていき、結果的に文字単価アップにもつながるかもしれません。
文賢の弱みや利用する2つのデメリット
- 料金が比較的高い
- 誤字脱字を完璧にはなくせない
1. 料金が比較的高い
無料の文章校正ツールも多くあるなか、文賢の利用には約2,200円の月額料金がかかります。加えて、初期費用として11,880円かかるため、初月は約14,000円の出費が必要です。
決して安いとはいえない金額であり、導入のハードルとなっています。
しかし、文賢の機能や効果を考慮すると、その投資価値は十分にあります!
先述した機能を見ればわかるように、誤字脱字や表記揺れだけでなく、トラブルにつながる表現や重複表現、主従関係など、目視では確認が難しい細かい内容も瞬時にチェック可能です。
たとえば、これまで文字単価1円・5,000文字の案件に5時間かかっていた場合、時給は1,000円です。文賢を利用しミスが減ったことで文字単価が1.5円に上がり、作成時間も30分短縮できたとすれば、時給は約1,600円になります。
工数が減れば必然と抱えられる案件数も増え、さらなる収入アップにつながるでしょう。
このように、初期投資は必要ですが、最終的に十分回収できる可能性を秘めているわけです!
2. 誤字脱字を完璧にはなくせない
文賢は非常に優れた文章校正ツールですが、完全に誤字脱字をなくせません。最終的には、人間による目視のチェックが必要です。
しかし、誤字脱字は目視や無料であるWordやGoogleドキュメントなどでも確認できます!
文賢のメリットは誤字脱字をなくせることではなく、より読みやすい記事に仕上げること・業務を効率化することです。
「完璧に誤字脱字だけをチェックしてほしい」という方には不向きですが、よりユーザーに役立つ記事を書きたい方にとっては、メリットの多いツールだといえます。
文賢利用者のリアルな評判・口コミ
- 表記揺れや冗長表現をなくせる
- 業務効率化に役立つ
- 的確なアドバイスをしてくれる
- 修正が減りクライアントからの評価が上がった
- 自分では気づけないミスを見つけられた
1. 表記揺れや冗長表現をなくせる
文賢の評判や口コミを調べてみると、表記揺れや冗長表現がなくせるとのポストが多くありました。
以下の方は、いままで「Googleドキュメント→Word」で文章を校正していたそうですが、文賢では一括で多くの項目をチェックできるため業務の効率化につながったそうです。
また、推敲の精度が高いことも好評でした。実際、多くの文章校正ツールを利用してきた以下の方が、「文賢は頭ひとつ抜けている」とポストしています。
実際に利用した方から「精度が高い」と高評価を受けているため、読みやすい記事になることは間違いないでしょう。
2. 業務効率化に役立つ
以下の方は、費用がネックで利用を見送っていましたが、背に腹は変えられないと導入を決意したそうです。結果、校正にかける時間を大幅に削減できたとのことです。
しかし、完全に目視が不要となるわけではないので、注意が必要ともポストしています!
また、多くのWebライターを管理している以下の方は、フィードバックの環境が大変ななか文賢を導入したところ、業務を効率化できたそうです。
駆け出しのWebライターはもちろん、ある程度結果が出てきてディレクターとなり、多くの人を管理するポジションの方にもおすすめできますね。
3. 的確なアドバイスをしてくれる
文賢に備えられているAI機能も好評でした。
以下の方は、ChatGPTはうまく使いこなせていないものの、文賢なら簡単に操作できるため、文章校正に役立っているとポストしています。
ひとりで執筆することの多いWebライターにとって、アドバイスをもらえるのは貴重な機会ですよね。
また、以下の方はAIが感想を伝えてくれる点に着目し、記事の質アップに努めているようです。
これからの時代、AIの活用は切り離せませんが、文賢を使って利用に慣れるという手も取れるようです。
4. 修正が減りクライアントからの評価が上がった
文賢により誤字脱字や不適切な表現が減り、クライアントからの評価が向上するという声もあります!
以下の方は、以前までは多くの修正があったものの、文賢の利用により回数が減ったそうです。
文賢の利用によって文章スキルがさらに増し、より修正の数も減ると考えられるでしょう。
以下の方も同様に、文賢導入後に修正の数が減ったそうです。
これからWebライターとして活躍したい方にとって、非常に有用なツールだといえるでしょう。
5. 自分では気づけないミスを見つけられた
見落としを防げるだけでなく、自分ではわからないミスに気づける点も文賢のメリットです。
たとえば、以下の方は冗長表現である「という」を知らないうちに多用していることに気づけたそうです!
確かに、自分で書いた文章のミスはなかなか気づかないですよね。ツールを利用して、初めて「この表現はNGなんだ」と気づくこともあるでしょう。
勉強になることも多々あるので、スキルアップにも役立つツールです。
文賢の使い方
文賢の使い方はシンプルで、画面に推敲したい文章を貼り付けるだけでOKです。そして、自分の使いたい機能を選択します。
アドバイスや音声読み上げ、辞書機能などもあるので、ぜひ活用してみてください。
なお、公式サイトでは動画形式で文賢の使い方を確認できます。わかりやすく説明してくれているので、ぜひ詳細を確認してみてください。
文賢の申し込み方法
文賢に申し込むには、「お申し込みフォーム」を記載する必要があります。フォームには、お支払いプランやメールアドレス、電話番号などを記載します。
入力が完了したら「この内容で申し込み」をクリックしましょう。
その後、ライダーストアへの本登録のメールが届くため、URLをクリックさせて本登録を完了させます。
ライダーストアへの本登録が完了したら、メールアドレスとパスワードを入力して文賢にログインしましょう。
ユーザー登録をするとパスワード設定のメールが届き、設定が完了したら晴れて文賢を使えるようになります。
文賢に関してよくある3つの質問
- 1. 解約方法や料金は?
文賢の解約方法は、支払い方法によって異なります。
PayPalの場合- ライダーストアにログインする
- 「定期支払いをキャンセルする」をクリックする
- 理由を記載し、「キャンセルする」をクリックする
- 警告が表示されるので「OK」をクリックする
- 自動支払いキャンセルのメールが届くので確認する
銀行振込の場合使用期限が近づくと更新のメールが届くが、料金を支払わず期限を過ぎればそのまま解約となる
なお、一度でも文賢を契約したことがあれば、解約して再購入する場合の初期費用はかかりません。
詳細は文賢のヘルプセンターにて解説されているので、ぜひ確認してみてください。
参考:解約(定期支払いのキャンセル)はどのようにすればいいですか? | 文賢ヘルプセンター | 文賢の使い方や活用法がわかる公式ヘルプ
- 2. セキュリティリスクに問題はない?
文賢は高度なセキュリティ対策を施しており、ユーザーのデータは安全に保護されています。
文賢のセキュリティ体制- 国際基準の環境構築
- SSL化による暗号化
- 99.65%以上の稼働率
文賢に入力したデータはクラウドサーバー上に残りません。そのため、安心してクライアントに納品する記事をペーストできます。
- 3. 複数のユーザーでアカウントを共有できる?
文賢では、複数のユーザーでアカウントを共有可能です。
文賢には、ユーザーライセンスと呼ばれる利用権があり、1ライセンスにつき1名の利用となっています。
契約者であるオーナーがそのほかの人にライセンスを付与することで、アカウントを共有できるのです!
ひとつのユーザーライセンスを使った複数人での利用も可能ですが、先にログインしていたユーザーが強制ログアウトとなり、それまでのデータが消えてしまいます。
文賢は文章校正に役立つ便利なツール!活用して文字単価アップを目指そう
文賢は、株式会社ウェブライダーが提供する文章校正ツールです。推敲機能や校閲機能などがあり、誤字脱字はもちろん、文法間違いや冗長表現なども正してくれます。
うまく活用すれば業務の効率化につながり、時給単価アップにも寄与するでしょう。
利用すればクライアントからの評価が高まり、文字単価アップにもつながるかもしれません。
Webライターとして活躍したい方は、ぜひ導入を検討してみてください!